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私たちの想い

伝統ある美濃和紙を

守り続けています

福井県越前和紙・高知県土佐和紙と並ぶ日本三大和紙の一つに含まれるのが岐阜県美濃市で誕生した美濃和紙です。
美濃和紙は、1300年以上続く歴史と伝統ある和紙です。
昭和30年代には1200戸あった生産者数が、現在では半分以下に減少しています。生産者の減少に伴い、職人の後継者不足も懸念されています。

そんな苦しい時代を迎えている和紙製造ですが、石原製紙は伝統ある美濃和紙を後世へ伝えるため、最も新しい科学繊維、薬品を用いて独自の技術で新製品の研究を進めています。

昔から続く日本の文化とも呼べる美濃和紙は、漉きムラが少なく、日光に当たると白さが増すという特徴があり、温かみがあります。
江戸時代には障子紙として利用され生産を拡大し、「美濃判」という規格になるほど代表的な和紙になりました。
「美濃和紙と言えば障子紙」と言われるほど、特に障子紙として長く愛されてきました。
現在でも障子のほかに傘やあぶらとり紙など、現代の技術で様々な機能を付加させた特殊紙でも活躍をみせています。

まだまだ活用できる場がある美濃和紙です。
当社は伝統ある美濃和紙をこれからも守り続けていきます。

当社のこだわり

こだわり1

製品化前の原紙の製造

当社は和紙製造の中でも特に、製品化前の「原紙の製造」を得意としています。
和紙の原料は楮(こうぞ)・雁皮(がんぴ)・三椏(みつまた)が代表的ですが、当社では原料にもこだわりをもっています。代表的な原料以外にもたくさんの原料を取り揃えておりますので、製品の特長を活かした原料を選別して原紙の製造が可能です。この製造技術は当社独自のオリジナルな製造方法の一つです。
「原紙の原料からこだわる」
石原製紙は原料から和紙製造が始まります。

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こだわり2

最新の設備と加工技術

和紙製造の伝統的な製法は「流し漉き(流し漉きは「ねり」と呼ばれる粘液を原料と混ぜ、その紙料液を揺り動かして繊維同士を絡みやすくする方法)」ですが、当社は機械での製造に置き換えた機械漉きで製造しています。
機械で和紙を漉く利点は、大量生産が可能で品質が一定に保てることです。機械を導入することにより、手法では難しかった加工技術も可能となります。
当社では最新の設備環境を整え、高品質な和紙をご用意しております。また、和紙の特性を活かした箔押しや貼り合わせなどの加工も可能です。

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こだわり3

ご希望に応じた原紙・ロット数の対応

原紙の原料からこだわりをもっていますので、ご希望に応じた原料を使用しての原紙製造が可能です。他にも、少量や多品種製造のご依頼も承っております。
お客様からの「こんな紙がほしい」というご相談・ご要望にも、 誠意をもって迅速に対応いたします。

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ご依頼は

日本全国から承ります

東海エリア・関東エリア・関西エリアを中心に、日本全国からのご依頼を承っております。
美濃和紙を使った和紙がほしい、原料からこだわった和紙を作ってほしいなど、
ご要望などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
当社のこだわりの原料と技術を駆使して、
世界に一つしかないオリジナル和紙を製造いたします。

ご依頼の流れ

STEP1

ご依頼

お電話・メール・FAXでご依頼ください。
ご依頼にあたってのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせはこちらよりご確認ください。

STEP2

見積もり・納期のご連絡

ご依頼内容に基づいて製品の種類(表彰状・封筒・障子など)、

一枚の紙の大きさと必要な数量などをご確認いたします。その後、お見積書をメールまたはFAXで送信いたします。
納期に関しましては、おおまかな目安としてご案内させていただいております。
お見積書を提出後、当社から確認のため電話やメールでご連絡させて頂く場合もありますので、ご了承ください。

STEP3

発注

金額と納期についてお客様と合意した時点で発注書をいただきます。書式はお客様独自のもので結構です。
後々のトラブルを回避するための手順ですのでご協力をよろしくお願いいたします。

STEP4

製造

発注書をいただいた時点から製造の準備に入ります。製造期間はご依頼内容に応じて変動しますので、ご了承ください。
だいたいの目安としては、完成まで10日ほどです。

STEP5

完成・納品

原紙の製造が終わりましたら最終確認に入ります。漉きむらや不純物・キズの有無など、入念にチェックを行い選別します。入念なチェックを行ったのち、納品いたします。

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